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大学職員のすごいところ10選【民間から転職したリアルな感想】

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「大学職員ってすごいと聞くけど、本当におすすめなの?」

「大学職員に転職or就職を考えているけど、実際どうなの?」

大学職員という仕事に興味を持っているあなたは、こんな疑問をお持ちではないでしょうか?

民間企業から転職した結果「大学職員ってすごいな!」と感じたところを10個厳選してご紹介します。

大学職員のすごいところ10選
  1. ノルマや売り上げ目標がない
  2. 仕事の難易度・責任の割には年収はそこそこ
  3. 残業代が全額出る
  4. 有給は前日や当日の申請でもOK
  5. 離職率が極端に低い
  6. 子育てがしやすい
  7. 出世や昇給は完全に年功序列
  8. 良くも悪くも真面目な人が多い
  9. 2〜3年おきに異動がある
  10. 体育館や学食を自由に使える

このように民間企業と異なり、働きやすい環境が魅力的です。

この項目だけみたら、すごそうに感じますが、本当にこのようなキャリアを築けるのか疑問に感じますよね。

そこでこの記事では、民間企業から大学職員に転職して、実際に感じたすごいと思った感想をご紹介!

実際に、どういった人が大学職員に向いているのか、向いていないのかも合わせて解説します。

この記事を読むべき人
  • 大学職員の転職または就職を考えている人
  • 実際にどんな待遇になるのか知りたい人
  • 大学職員のすごいところの実体験を聞いてみたい人
  • 自分は大学職員に向いているのかどうか知りたい人

この記事を読むことによって、大学職員への転職or就職を考えている人への参考になります。

最後までじっくりとご覧くださいね。

1. 大学職員のすごいところ10選

冒頭でもお話しした通り、大学職員のすごいところを10個ご紹介します。

大学職員のすごいところ10選
  1. ノルマや売り上げ目標がない
  2. 仕事の難易度・責任の割には年収はそこそこ
  3. 残業代が全額出る
  4. 有給は前日や当日の申請でもOK
  5. 離職率が極端に低い
  6. 子育てがしやすい
  7. 出世や昇給は完全に年功序列
  8. 良くも悪くも真面目な人が多い
  9. 2〜3年おきに異動がある
  10. 体育館や学食を自由に使える

民間企業と異なり、働きやすい環境が「すごいな」と感じました。

具体的に、どのようにすごいと感じたのか、順番に見ていきましょう。

①ノルマや売り上げ目標がない

大学職員は多くの民間企業と異なり、ノルマや売上目標を意識する必要はありません。

理由としては、大学は民間企業と違い、利益を獲得することを目的としていないからです。

民間企業の目的といえば、まず第一に「利益を獲得すること」ですよね。

一方、大学の目的は学校基本法という法律で、次のように定められています。

学校基本法第83条

大学は、学術の中心として、広く知識を授けるとともに、深く専門の学芸を教授研究し、知的、道徳的及び応用的能力を展開させることを目的とする。

文部科学省:資料2学校の目的・目標に関する規定の整理

つまり、大学の目的は教育及び研究であり、利益を獲得することを目的としていません。

民間企業の会社員は利益を獲得するためにノルマや売上目標を追い求める必要がありますが、大学職員はそのような必要はありません。

ただし、私立大学では学生数=売上となるため、地方の私立大学など志願者の少ない大学では、学生集めがノルマとなることがあります。

②仕事の難易度・責任の割には年収はそこそこ

利益を追求していないため、仕事のノルマがないという点では、公務員と大学職員は共通していますよね。

しかし、仕事の難易度・責任という点では、公務員の仕事の方が難易度が高く、また責任も重いと言えます。

例えば法律・条例の制定や防災・都市計画など、公務員の仕事は多くの国民や市民の生活に影響を与えますし、業務も多岐に渡ります。さらに、法律や条例に基づき業務を進めていくため、仕事の責任は重いと言えます。

一方で、大学職員の仕事は、基本的には大学の中の人や関係者と連携して進めていくため、公務員ほど業務の幅は広くありません。また、法律や条例よりも大学のルールに則って仕事をすることが多いため、公務員ほど責任は重くないです。

もちろん、大学職員の仕事がとても楽で簡単かというと決してそんなことはないのですが、公務員と比べると気楽に仕事ができる雰囲気であることは間違いありません。

津田

いわゆる「公務員叩き」もまったくありません。

それでも以下の記事で紹介するように、公務員と大学職員はほとんど年収が変わらないのですから、仕事のやりがいよりもワークライフバランスを重視したい人には、大学職員はおすすめです。

③残業代が全額出る

私が大学職員になる前に勤めていた民間企業では残業代などほぼ存在せず、タイムカードすらありませんでした。

しかし、大学職員に転職してからは、繁忙期に30時間を超えるような残業をしたときでも、残業代は全額もらうことができました。

特に国公立大学は税金で運営されている公的機関ですので、サービス残業や残業代の未払いといったような労働問題については、心配する必要はありません。

④有給は前日や当日の申請でもOK

私はよく子供の発熱や急な用事などで、前日や当日に有給休暇を申請していましたが、どの部署でも二つ返事で了承してくれました。

大学職員の仕事は事務仕事なのでルーティンワークが多く、そこまで突発的な業務や会議はありません。

そのため、自分の仕事を計画的に進めてさえいれば、有給は比較的自由に取ることができます。

会社員時代は、有給を取るときは1か月までに理由を添えて申請しなければいけなかったので、当日でも堂々と有給が取れる環境にはとても驚きました。

津田

民間よりも子育てしやすいように感じます。民間の場合、少し休みづらいこともあったので。

⑤離職率が極端に低い

大学職員の就職三年後離職率は、私が知る限り、どの大学でも5%を切っています。

大企業でも三年後離職率が10%を超えることは珍しくないため、大学職員の離職率はかなり低いと言えます。

大学職員の離職率が低い理由ですが、プラスの理由とマイナスの理由があります。

離職率が低い「プラスの理由」

まずプラスの理由としては、大学職員という職種のワークライフバランスが良く、働きやすい職場だからです。

大学職員のワークライフバランスが良いことは、ここまで解説してきた「ノルマがないこと」や「有給が取りやすいこと」などから想像できるかと思います。

離職率が低い「マイナスの理由」

次にマイナスの理由としては、大学職員が潰しがきかない職業だからです。

大学職員の仕事のほとんどは事務作業なので、特別なスキルや経験は身につきません。

そのため、転職市場での大学職員の市場価値は低く、転職しようとしても難しいのが現実です。

とはいえ、ワークライフバランスの良さから仕事以外の自由時間は確保しやすいので、難関資格に挑戦する人や、大学院に行って博士号を取り教員に転身する人も一定数います。

以上のようなプラスとマイナスの理由から、大学職員の離職率は5%以下と極端に低くなっています。

⑥子育てがしやすい

大学職員は以下の理由から、子育てのしやすい職業だと言えます。

子育てがしやすい理由
  • 比較的女性比率が高いため、子育てに理解のある環境
  • 育児休業は3歳まで、育児短時間勤務は小学校入学まで(大学によってはさらに長く)取得することが可能
  • 学内に保育園がある大学も多い

特筆すべきは「学内に保育園がある大学も多い」ということです。これは、一般の企業や公務員ではちょっと考えられないですよね。

大学内の保育園について、少し詳しく説明します。

大学に併設されている保育園には、主に2つのパターンがあります。

大学に併設されている保育園
  1. 附属病院の敷地内に保育園が併設されている
  2. 幼児教育の学部がある大学に付属保育園が設置されている

1つ目は、大学に附属病院が設置されている場合です。そこで働く医師や看護師向けに病院の敷地内に保育園が併設されているので、そこに一般の職員も子どもを預けることができます。

2つ目については、大学に幼児教育を専門とする学部がある場合。教育や実習の場として附属保育園が設置されている場合が多いです。大学の敷地内や近隣に附属保育園があれば、安心して子どもを預けることができますよね。

津田

私は大学の保育園は利用しませんでしたが、周りの子育てしている職員の3割くらいは利用していました。

また、ほとんどの女性職員は育児休業を1年以上取っており、復帰後も約半数は時短勤務をしていました。

子どもが産まれたことを理由に退職する人は見たことがなかったので、やはり子育てはしやすい職場だったと思います。

⑦出世や昇給は完全に年功序列

大学職員の出世や昇給は、完全に年功序列です。

仕事のできる30代の月給が、仕事のできない50代の月給を超えることは絶対にありませんし、30代で課長に抜擢されるといったようなこともありません。

30代後半で係長、50歳代で課長になるのが一般的なキャリアとなります。

そのため、「若いうちから出世して稼ぎたい!」「自分の頑張りを評価してほしい!」と思っている人には、大学職員は向いていません。

逆に、ほどほどに仕事をしていても月給は勝手に上がっていくので、自分のペースで淡々と仕事がしたい人にはうってつけですね。

⑧良くも悪くも真面目な人が多い

大学職員はとにかく真面目な人が多いです。

大して意味がないような仕事でも、残業してきっちり終わらせるようなタイプの人がほとんどです。

津田

良く言えば真面目ですが、要領が悪いという見方もできますよね…

また、大学職員は前例通りに仕事をすることを何より重視するので、業務の効率化や簡素化は一般的な企業に比べて進んでいません。

しかし、真面目な人しか大学職員に向いていないかというと決してそうではありません。

むしろ真面目な人が多いからこそ、これまでの仕事のやり方にとらわれない柔軟な発想ができ、要領よく仕事を終わらせられるような人が、大学職員の現場では輝けるかもしれません。

⑨2〜3年おきに異動がある

大学職員は専門職で採用された人など一部の人を除き、ほとんどの人が2〜3年おきに部署を異動します。

民間企業では、経理で採用された人はずっと経理の仕事を、営業で採用された人はずっと営業の仕事を続けるのが普通ですよね。

しかし、大学職員では、3月末まで人事の仕事をしていた人が、4月1日の異動で学生窓口の仕事をするといったようなことも日常茶飯事です。

大学職員は仕事の幅が広い一方で、教育・研究の専門家として教員がいるため、教育・研究に関する専門的な知識は事務職員には必要ありません。

そのため、どの大学も「ゼネラリスト」、すなわち何でもある程度ソツなくこなす人を求めているため、このような頻繁な人事異動があります。

2〜3年おきの異動はせっかく覚えた仕事がまたイチからになるというデメリットはあるものの、大学職員としてさまざまな経験ができたり、人間関係で悩んでも異動という逃げ道があるといったようなメリットもあるので、個人的には悪くない制度だと思っています。

⑩体育館や学食を自由に使える

大学には体育館やトレーニングジム、学食などが設置されていますが、学生だけでなく職員も使うことができます。

昼休みにバドミントンやフットサルをしたり、終業後にトレーニングジムで筋トレをしたりする職員もいました。

ただし、学食は意外と使っている職員は少なかったように思います。

津田

私も給料が少ない新人のころは利用することがありましたが、20代後半あたりから学生の騒がしい雰囲気が苦手になり、利用しなくなりました。

敷地内に体育館やトレーニングジムのある会社は稀なので、「昼休みや終業後すぐに運動がしたい!」というくらい運動が好きな人には、大学職員はおすすめです。

2. 民間企業から大学職員へ転職した筆者の正直な感想

ここまで大学職員のすごいところを、良いところも悪いところも含めて10個ほど解説しました。

それらを踏まえた上で、筆者は「民間企業から大学職員へ転職して良かった」と思います。

ここでは、大学職員に転職して良かった点を3つと反対に良くなかった点を2つお伝えしますね。

2-1. 大学職員に転職して良かった点3つ

特に良かった点は、次の3つです。

大学職員に転職して良かった点
  1. 安定している点
  2. 仕事にノルマがない点
  3. 子育てがしやすい点

安定している点

やはり大学職員は、金銭的にも社会的地位という点でも、それなりに安定しています。

地方であれば共働きでなくてもなんとかやっていけるでしょうし、住宅ローンを組むときなどは、社会的信用があるためかなりの低金利で借りられます。

民間企業で働いていたときには、会社の業績によって昇給幅が変わったりボーナスがでなかったりしたこともありました。

しかし、大学職員は毎年少なくとも5,000円/月程度の昇給と安定したボーナスがあったので、金銭的・精神的にかなり余裕が生まれたなぁと感じます。

ノルマがない点

「①ノルマや売り上げ目標がない」で説明したとおり、大学職員の仕事にノルマはありません。

民間企業で働いていたときは、ノルマに追われて遅くまでの残業や休日出勤は当たり前でした。

一方、大学職員はノルマがないため自分のペースで働きやすく、労働時間もグッと減りました!

津田

ただし、ノルマはなくても「締め切り」は大学職員にも当然あるので、ダラダラと仕事ができるわけではありません!

子育てがしやすい点

「⑥子育てがしやすい」で説明したように、大学職員はトップクラスに子育てのしやすい職業だと思います。

私の働いていた民間企業では育児休業や育児短時間勤務の制度がしっかりしておらず、女性社員の半分は結婚や出産を機に退職していました。

しかし、大学職員では結婚や出産を機に退職する人は見たことがなく、収入も安定しているため3人以上の子供を持つ人も少なくなかったです。

2-2. 大学職員に転職して良くなかった点

逆に、次の2つは大学職員に転職して良くなかった点です。あまり、不満はなかったのですが、強いて言うと、以下の点が微妙だなぁと感じました。

大学職員に転職して良くなかった点
  1. 部署ガチャがある点
  2. スキルが身につかない点

部署ガチャがある点

「⑨2〜3年おきに異動がある」で説明したように、大学職員は2〜3年おきに部署の異動があります。

私はこの制度自体は悪いものだとは思いませんが、自分の希望しない部署に配属されたり、配属された先の仕事環境や人間関係があまり良くなかったりするリスク、いわゆる「部署ガチャ」的な要素があることは否定できません。

津田

実際に私も、まったく希望していない部署に配属されたことが何度かありました。

スキルが身につかない点

大学職員の仕事は、独立や転職に役立つスキルは何も身につきません。

仕事の大半が教職員・学生の対応や資料作成、スケジュールの調整などですから、言ってしまえば「誰にでもできる仕事」だからです。

経理や人事に配属されたときにその部署のエキスパートを目指しても、2〜3年おきの部署異動があるため、専門的なスキルを高めることも難しいです。

「一生、大学職員として働く」

「大学に骨を埋めてもいい」

おおげさかもしれませんが、大学職員を目指すならこれくらいの覚悟を持った方がよいと思います。

3. 大学職員に向いている人・向いていない人

ここまでご覧になって、

「じゃあ結局私って、大学職員に向いているの?向いていないの?」

こんな風に感じる方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、大学職員に向いている人と向いていない人の特徴について解説します。転職や就職を考える際に参考にしてみてくださいね。

3-1. 向いている人

大学職員に向いている人には、次のような特徴があります。

向いている人の特徴
  • パソコン作業が苦にならない
  • 年功序列の給与体系を希望している
  • 勉強はあまり得意でないが、公務員と同じ待遇で働きたい
  • プライベートを充実させたい

パソコン作業が苦にならない

大学職員の仕事の大半は、パソコンに向かうことになります。

特に、ExcelやWordなどのOfficeソフトを使わない日はないと言ってよいでしょう。パソコンに向かって作業を行うことが好きな人・苦にならない人は向いています。

年功序列の給与体系を希望している

公務員と同様に、大学職員は年功序列の給与体系になっています。

若いうちは年収は高い方ではありませんが、年齢とともに徐々に昇給し、50歳では都市圏の大学では800〜900万円、地方大学でも700〜800万円程度の年収は期待できます。

勉強はあまり得意でないが、公務員と同じ待遇で働きたい

通常、公務員試験は教養科目と専門科目で実施されますが、国立大学職員試験は教養科目のみで実施されます。

そのため、勉強が苦手な人や勉強の時間が取れない人でも比較的チャレンジしやすいです。国立大学職員は厳密には公務員ではありませんが、待遇・福利厚生は公務員とほとんど変わりません。

プライベートを充実させたい

大学職員の仕事は自分のペースで進めることができ、残業は人によりますが少なめです。

また、土日祝日は休みで有給休暇もしっかり取得することができますので、趣味に打ち込みたい人や、家族との時間を大切にしたい人にはうってつけです。

3-2. 向いていない人

反対に、次の特徴があてはまる人は、大学職員に向いていないと言えます。

向いていない人の特徴
  • お金をたくさん稼ぎたい
  • 他人とのコミュニケーションが苦手
  • プライドが高い
  • 手に職をつけたい

お金をたくさん稼ぎたい

若手大学職員の年収は低く、年齢を重ねてからも年収は同世代の平均~少し上くらいです。

お金を稼ぎたい人は、日系大手企業や、実力主義の外資系企業やベンチャー企業に就職した方が良いでしょう。

他人とのコミュニケーションが苦手

大学職員の主な仕事のひとつに、「人と人との間で調整や説明を行うこと」があります。自席でパソコンを操作するだけの仕事がしたい人は、あまり向いていません。

プライドが高い

教員と職員は同じ大学の構成員であり、その立場に優劣はないこととなっていますが、やはり実際には教員のほうが大きな権力を持っています。

一部ですが、明らかに事務を見下したような態度を取る教員もいるため、そのような扱いに耐えられない、プライドの高い人には向いていません。

手に職をつけたい

大学職員の仕事は、ハッキリ言ってスキルが身につかない仕事です。

パソコンを使ったルーティンワークや会議のスケジュール調整など、言ってしまえば「誰にでもできる仕事」が多いからです。

そのため、大学職員からの転職や独立は困難であると言えます。

4. 大学職員になるには

さらに大学職員という仕事に興味を持った人向けに、大学職員になる方法を国立と私立に分けて解説していきます。

4-1. 国立大学職員になるには3つの方法がある

まずは国立大学職員からです。国立大学職員になるには、以下の3つの方法があります。

①国立大学法人等職員統一採用試験

 →例年7月に、全国7つのブロックに分かれて筆記試験と面接試験等を行う、最も基本的な方法。30歳の年齢制限あり。

②各国立大学法人が行う個別採用試験

 →アピールできる資格や社会人経験がある人向けの方法。大学のホームページや転職サイトで募集を行うことが多い。大学によっては筆記試験を行わないことも。

③勤務する大学の常勤職員登用試験

 →非常勤として国立大学に勤務している人向けの方法。筆記試験と面接試験を行う。

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4-2. 私立大学職員になるには各大学における採用試験に合格する

次は私立大学職員です。私立大学職員になるには、各大学ごとに行われる採用試験に合格する必要があります。民間企業の就職活動と同じイメージです。

なお、国立大学では個別採用試験と非常勤職員からの登用試験は区別されていますが、私立大学では非常勤職員からの登用でも通常の採用試験を受けなければいけない大学もあるようです。

私立大学の採用試験は国公立大学と違い筆記試験がない場合が多いため、試験勉強を必要としません。

また、様々なブログなどでも給与の面では「私立大学職員>国公立大学職員」であると紹介されているため、その大学の優秀層の学生を始めとし、日系一流企業や外資コンサル出身者など、さまざまな人材が応募してきます。

さらに、私立大学は国公立大学と比べて常勤職員の数が少ないため、求人が出たとしても募集人数は数名程度であることがほとんど。

以上の理由から、有名私立大学職員の採用倍率は国公立大学職員の数倍~数十倍はあると見てよいでしょう。

ただし、自分に合った転職サイトや転職エージェントをうまく利用することで、合格率を高めることは可能です。以下の記事で詳しく解説しています。

5. まとめ

大学職員はすごいと感じる面が多いと分かりましたでしょうか?

民間企業と違い、働きやすい環境が魅力的です。

大学職員のすごいところ10選

  1. ノルマや売り上げ目標がない
  2. 仕事の難易度・責任の割には年収はそこそこ
  3. 残業代が全額出る
  4. 有給は前日や当日の申請でもOK
  5. 離職率が極端に低い
  6. 子育てがしやすい
  7. 出世や昇給は完全に年功序列
  8. 良くも悪くも真面目な人が多い
  9. 2〜3年おきに異動がある
  10. 体育館や学食を自由に使える

大学職員に転職して、よかったなぁと感じる面と微妙だなと感じた面もあります。

パソコン作業が苦にならない人や、プライベートを充実させたい人なんかは、大学職員はおすすめです。

反対に、キャリアアップをしてお金をたくさん稼ぎたい人や手に職を付けたい人などは民間企業の方が良いかもしれません。

大学職員を参考にしている人の就職・転職活動の参考になれば幸いです。

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